COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2011年1月1日 8時00分

              

              CI『大地母』

      CI 大地母.JPG

 

一年の始まりにあたって、これからのクレコスのCIをお話したいと思います。

 

企業では大きい小さいは別にして、それぞれ目指すところを表現する手段として、

CI(コーポレート アイデンティティ)を作成します。

 

CIとは、企業の特徴や個性をはっきり提示し、共通したイメージで会社を認識して

いただけるように働きかけるものです。

 

まずは、ブランド名は『クレコス』。

そして『CRECOS』と言うロゴマークがクレコスと言うブランドを認識していただく

ものです。その上でスローガンといいますか、コンセプトメッセージを、会社はこ

んな思いで経営をしていますという思いをこめて宣言する言葉が要ります。

その言葉を『大地母(だいちぼ)』としました。

 

「??? 何それ?」とお思いかもしれません。

今までクレコスは色々なメッセージを発信してきました。

まず「真の美しさをまごころをこめて」、「農耕民族のDNAに合った商品づくり」、

「母から娘へ」などなど。

 

20周年に向けて、これからのクレコスの目指すものを明確にするために新しいよ

り大きくクレコスを捉えた言葉作りを数年かけてやってきました。

その中で生まれたのが『大地母』です。

 

クレコスは最近、「オーガニックその先へ...」というキャッチコピーも使っていま

す。その先をクレコスは、"大地の力を活かす、日本の地産地消"を目指し商品づ

くりに活かしていきたいと頑張っていく所存です。

 

2010年の自然農の農家さんとの出会いをきっかけに、より自然な農業を支援し、そ

の作物を原料として取り入れていくことを目指します。

「21世紀は母性の時代であり、愛の時代です。」とおっしゃっている方がいます。

 

 

この混沌とした時代を希望に満ちたものにするには、すべてを包み込む大きな母の

こころが必要です。"四季の歌"に「根雪をとかす大地のような僕の母親...」という

フレーズがありますが、まさに今求められている大切なことのように思います。

 

 

これからの時代はただただ優しいだけの女性ではない、大地に根ざした考え方で

物事の本質を捉え、物事の明確な判断を下し、自らの言葉で語る女性が求められる

ようになってくることでしょう。私の目指したい女性像でもあります。

 

 

そのような女性像をクレコスは『大地母』と銘打ち、地球と共生する生き方を考え

行動する多くの女性と共に、世の中の流れをいい方向へ向かわせるように努力する

年にしてまいりましょう。

 

 

この言葉を採択するにあたって、私のイメージをある社員が表現したところ、

「イタリアンママ」のイメージ。

つまり「性格は明るく、どっしり太めで、大きなエプロンをして、おしゃもじを持

ち、あったかい食事を作っているイタリアンママの日本版」のようなんですって。

 

 

なるほど!!

では、割烹前掛けでもして、芋煮でもつくりましょうか。

今年は頑張って日本のイタリアンママを目指します。

『大地母』を目標に!!!