COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2012年6月18日 15時58分

新潟の阿賀野市にある五頭山のふもとに、障がいを持った方たちの働く素敵な場所が

出来ました。

外観看板_001_1.jpg

『あおぞらソラシード』といいます。

『あおぞらポコレーション(指定障がい福祉サービス事業所)』の兄弟施設です。

 

 

ここで、天然リネンウォーター『熊と森の水』の本格的な製造が始まります。

すでに昨年のap bank fesなどで試験的に発売済みですが、大変好評で本格的に製造

することになり、立派な施設が出来上がりました。

 

2012-06-09 11.53.23.jpg

クレコスが関わって始まった事業ですので、ご招待を受け開所式に行かせていただき

ました。

 

森の中にある、すてきな施設でヤギのポコとシードもいます。

 0517撮影分_035_1.jpg

地域の資源を生かすという事で、越後杉の間伐材から水蒸気蒸留をし、良い匂いの水

を作り出し、消臭効果のあるお部屋のスプレーが出来上がります。

 

商品イメP_065_1.jpg 

かわいいデザインも好評で、東京のお店にも並ぶような素敵な商品になりました。

「わーっ、かわいい、良い匂い、これなら安心で使える素敵な消臭スプレーね。」

と手に取ってもらって、

「こんないいものどこのメーカーのものなの?」

「すごいね、これが障がいを持った方たちが作っているなんて!」

と思ってもらえるような、一般品に勝るとも劣らない商品が理想です。

それが本当の福祉雇用につながり、障がいのある人もない人も共に生活できる場を作

るという事になります。

 

また、この商品が売れていくことによって、使い道がなく始末に困っていた日本の間

伐材が役に立って、森の手当てがされ、維持されることになるのです。

クレコスがお手伝いできることは小さな事かもしれませんが、一つの布石になり、皆

さんに発信することによって森のことも福祉のことも一歩でも前へ進むことが出来る

のです。

 

クレコスにはいのちの森倶楽部という組織があり、10年以上様々に森に関する勉強

をしてきました。のほほんでもたびたび色々な活動を紹介させていただいてきました。

これからはこの活動を、日本の間伐材の現状を考えることを中心にクレコスいのちの

森倶楽部基金として、広く呼びかけをし活動していきたいと思っています。

ご興味のおありの方はお問い合わせください。

 

また、新潟のソラシードで蒸留してできた水は、クレコスの化粧品にも使われます。

という事は、クレコスの商品がたくさん売れると、森のことにも福祉のことにもお役

立ちが出来るという事ですね。

 

ぜひ皆さまたくさんお使いくださいませ。