COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2014年9月30日 14時13分

稲の穂が頭を垂れて金色に輝いている新潟へ行ってきました。

販売店さんとの研修、会議を兼ねて旅行をしてきました。まずはクレコスが関わって障害者施設の中に化粧品工場を作ったという『あおぞらソラシード』の見学です。

 

 

クレコスとの出会いから開設までの話を勉強し、利用者の皆さんがどんなお仕事をしていらっしゃるか見学です。化粧品部門ではクレコスの商品に使われている原料の抽出や、搾油が行われています。仕事はゆっくりかもしれませんが皆さんきっちりと一生懸命にお仕事をされています。様々な商品の製造が順調に進み始め、利用者の工賃UPにつながり、障害のある人もない人も共に働くという理想に向かって歩んでいます。外では山羊が草をはみ、農作業チームは畑の整

備に汗を流していました。

 副社長が一緒になって取り組んできた事業がやっとつぼみを付けてこれから花を咲かせようとしているところを見学していただいた販売店様にもしっかり感じていただけました。

ご見学を希望される方はどうぞクレコスまで申し出てください。ご案内させていただきますよ。

 

さてこの辺りの観光名所は少ないのですが、なんといっても日本一の米どころです。豪農の館があちこちにあり、その中でも北方文化博物館は秀逸の館です。江戸時代から250年、現在8代目の伊藤家ですが

博物館として残されています。

収蔵品も素晴らしく驚くのは大座敷の軒の杉の丸桁が30メートル、会津から雪解け水で増水した阿賀野川を下って運ばれてきたのですが、あまりの長さに角を曲がりきれず家を取り壊して運んだとか…もちろんその家は伊藤家によって復元されたそうですが、何とも豪快なお話です。
その敷地内の大呂庵というお宿で会議をし、楽しく新潟の郷土料理と美味しいお酒をいただき、宿泊をしました。大正時代の建物がそのまま保存され、テレビもない何ともほっとする所です。大呂とはカタツムリの意味で、のんびり行きましょう…と言うお宿なのだそうです。

クレコスは新潟という広大な田んぼが連なる土地を第二の故郷としてお米の文化を継承し、米ぬかと奈良のお茶をキー成分とした化粧品を作り続けてまいります。その製造を障害を持った人たちに協力をしていただきながら歩んでまいります。どうぞ私たちのクレコス化粧品とその取り組みを応援してく

ださいませ。​