COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2016年7月20日 11時24分

先日来、産経新聞の奈良版に私が『私の働き方』という地域ニュースに載せていただいたり、

 

NHKの滋賀局からクレコスに取材が入ってぐるっと関西という番組で放送されたりしています。

 

9月号の奈良商工会議所ニュースにも載せていただくことになっています。

 

おかげさまであちこちに取り上げていただいていて、ありがたいことです。

 

 

数年前まで大阪市中央区に事務所を持ち、奈良の工場との両拠点で仕事をしておりましたが、

 

政府の地方創生の政策が出る前からこれからは地方発の時代が来ると思いまして、奈良に会社を一元化しました。

 

それ以来『美しい日本の始まり奈良から』というキャッチコピーの元、

 

奈良発の地域に根差した化粧品づくりをしてまいりましたので、

 

奈良県や産業振興センターからも『きらりと光る物づくり取りセレクション』など様々にとり上げていただき、

 

講演をさせていただいたりとしておりましたおかげで、多くの繋がりをいただきました。

 

NHKの放送は、滋賀県の東近江市奥永源寺、君が畑地域の『東近江ムラサキ紫縁プロジェクト』

 

に関する取材でした。

 

自治体で募集した地域おこし協力隊の青年から、限界集落である君が畑で紫根を栽培し産業として

 

商品化できないかという、ご相談から始まったプロジェクトでした。

 

 

 紫根は日本での栽培例はあまりなく、気候的にも難しく、

 

化粧品原料として使われているものはほとんどが中国からの輸入です。

 

国産の紫根を作りたいという地域の人々や、八日市南高校の取り組みで数年前から試行錯誤しながら

 

栽培をされてきました。

 

紫根染には取り組まれていたのですが高価な染料になりますので、なかなか実用化は難しいと思われます。

 

 

そんな中、昨年11月にスカーフを染めるイベントが八日市南高校で行われ参加してきたことを、

 

のほほんに書かせていただきました。また社員研修でも奥永源寺に行き地元の方々との交流や

 

畑の視察をさせていただいたりもしました。

 

 

 今回の取材は、染料としての紫根ではなく化粧品として使えないかという取り組みに対しての取材です。

 

 

 地域おこしとしての栽培で、化粧品原料が出来、商品化まで持っていければ、

 

それこそ滋賀県、近江商人の『三方よし』の精神で農業者、製造者、愛用者すべてにとっていい、

 

三方よしの商品になることでしょう。

 

 何とか頑張ってまいりますので皆さん応援してくださいね。