COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2018年5月18日 12時52分

 

新潟市の上古町にある、福祉作業所あおぞらさんが運営する久遠チョコレートのギャラリーで奈良の画家の画展をしています。奈良野菜を中心に3原色だけで絵を描かれる榎森彰子さんの作品展です。

 榎森さんには、クレコスの様々なシーンで挿絵を描いていただいています。その植物や動物に対する愛情あふれた優しい筆致は、見る人の心まで優しくしてくれます。

 

 

 

奈良と新潟は、『クレコス』と『あおぞらポコレーション、ソラシード』という形で、お仕事を通じて深く結びついています。
“だれもがお互いを認め合い、幸せに暮らせる社会、あおぞらのようにすっきりとしたボーダーのない社会”を目指して設立されたあおぞらさんに、縁あってクレコスは化粧品原料の抽出や製造の作業をお願いしています。そのあおぞらさんが出された久遠チョコレートのお店。久遠チョコレートは、ショコラティエの野口和男さんの指導を受け、“障がい者を一流のショコラティエに”という呼びかけの元、現在全国28か所の福祉作業所で障がいを持った方が働き運営されています。

 

 

その新潟のお店の奥の小さなギャラリー、お客様がチョコやアイスを食べられるスペースも兼ねたところに奈良野菜たちがやってきました。
キャッチフレーズは~ならのそらから~。
空はどこまでも青く綺麗で奈良も新潟も繋がっています。
奈良のクレコスも新潟のあおぞらポコレーションも、障害のある人もない人も何処かで繋がって仲よく暮らしていけたらという思いを込めたキャッチコピーです。

 

 

 

チョコやアイスを持って一息休める場所にギャラリーが併設されていて、そこへ入る通路から、一生懸命楽しそうに作業をしていらっしゃる様子を見ることが出来ます。今までも様々に展示はしておられたのですが、これだけ大きな画展は初めてとの事。皆さんに喜んでいただいて、

クレコスをお使いくださっているご愛用者さんも沢山来ていただいています。

 

 

25周年に作った榎森さんに描いてもらった絵物語もお持ち帰りいただくように置いてあります。クレコスが場所をお借りしての画展ですので、ちょっぴり宣伝もさせていただかないとね。
今月末までやっています。新潟の皆さま、見に来てください。新潟にお知り合いのある方にもお知らせください。そして美味しいチョコもお買い上げください。
見に来ていただいた方には楽しんでいただき、あおぞらさんはチョコが売れ、クレコスは宣伝をさせていただけるという三方よしのギャラリーです(笑)