COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

先日、[森からの賜りもの]という題名の講演会に行ってきました。

 

本間請子先生とおっしゃる科学技術振興機構産業医の肩書きの方の興味ある

お話でした。

 

「人は森の中でほっとするのです。森が人を快くさせてくれる要素には香、

清浄な空気、還元マイナスイオン、緑の色、木漏れ日の光、鳥の鳴き声、

せせらぎの音、風のそよぐ音、静けさ、気などがあります。」というお話で

これらが森に入ると誰でもが享受できる[森からの賜りもの]なのだそうです。

 

 

森林浴という言葉と共にフィトンチッドという言葉を聞かれたことがあると

思います。この香は樹木や樹葉から発散されるのですが、微量でもよい香と

感じます。

 

5月から9月の日中お天気のいい山の中腹が、森林浴には最高のようです。

また四季折々に森の中に入り、五感を通して様々なものを感じることによって、

自律神経機能のバランスがよくなり心身ともに健やかになっていくそうです。

 

森は体の60兆個の細胞の一つ一つをイキイキさせ、太古の昔から人間が

受け継いでいる遺伝子を喜ばせてくれるのです。

 

 

そんな素晴らしい働きをする森のこと、もっと学んでみませんか?

 

 

日本の国土の70%は山や森ですのに、私たちは、そのことにあまりにも

無関心で日々の暮らしをしています。

そんなこんなで、クレコスは"生命(いのち)の森倶楽部"という倶楽部を作り、

様々な活動をしています。

立ち上げて数年になりますが、このたび、より真剣に取り組んで行こうと、

理事を増やし活動の内容も皆で前向きに考えていこうということになりました。

大好きな日本を環境汚染から守るには森をもっとよく知り、森から様々なことを

学ぶことが必要です。

『木を植える 育む 見守る』を合言葉に活動をしてまいりますので、応援

よろしくお願いします!!