娘夫婦やその友達たちに誘われて、初めて韓国へ焼肉を食べに行ってきました。
大阪からたった2時間でソウルへ着くのです。飛行機は一杯の人。
ウォンが安いからお買い物に行く人が多いのでしょうか。
私はブランド物より食い気が専門です。
まず一日目は豚の焼肉、翌朝はあわびのおかゆ。お昼は石焼ビビンバ。
夜は本格焼肉に冷麺と、韓国料理尽くしで朝昼夜とどっさりキムチがつきます。
もう一年分ぐらいのお肉を食べた感じでした。
ミョンドンと言う繁華街には若者達が溢れ、お店からはみ出した品物、
道の真ん中にずらっと並んだ屋台、生活の活気に溢れています。
ほとんどが若い人たちの洋服と化粧品です。
特にBBクリーム。どこを見てもBB一色です。
そして買い物客に日本人の多いこと!!
100年に一度の恐慌はどこの話かしら...と不思議になるくらいです。
帰りの飛行機の機内食はかわいい松花堂弁当です。
それについていたチラシに面白い記事がありました。
奈良時代に編纂された『風土記』に「水田で米を作れ、畦道には大豆を植えろ」
という記述があるそうです。
日本人は千年以上も前から米と大豆を食べていたということです...と言う記事を
読んで、思わず!!
『そうなのよ!!だからクレコス!!』と叫びそうになりました。
クレコスの最初の商品開発の理念は、日本人はお米を食べる文化で遺伝子が築か
れている、農耕民族としての遺伝子に合った化粧品を作りたい!!
と言うところから始まりました。
だからクレコス化粧品は、米発酵エキスと大豆が主要原料です。
大豆100グラムの栄養成分は、その33%がたんぱく質で牛肉のそれは18%
程度らしいです。
栄養的にもまさり、植物性と言うことで人間にはとても大事な栄養素です。
玄米に、大豆で出来た味噌汁、大豆を発酵させた納豆、米糠に漬けた野菜を食べ
ていれば、日本人には一番体にいい食べ物といえるでしょう。
気候風土で食べ物が違うのは当たり前。それが身土不二(その土地でできたものを食
べる)と言う考え方です。
韓国の人には、焼肉とキムチが体質に合っているのでしょうね。
"郷に入っては郷に従え"で楽しく焼肉をいただいてきましたが、
やはり私は糠漬けで白いご飯とお味噌汁が一番のご馳走です。
と言うことで、やはり『BBクリーム』より
『クレコス』と言う"手前味噌"なお話でした。
先日、アジア協会の評議員に入れていただき、会議に行ってまいりました。
アジア協会はクレコスが社会貢献活動の一環としてアジアに井戸を掘っていただいて
いるところです。
アジア協会の活動は、10、11月のカンボジア旅行記にも書かせていただいている
のでご存知だと思います。
20人ほどの理事さんや評議員さんがお集まりでしたが、皆さん大変熱心で積極的に
意見交換をされていました。
60~70代の方が多いとお見受けいたしましたが、皆さんエネルギッシュです。
それぞれが第一線での仕事をやり終え、まだまだエネルギーがあまっているので人の
お役に立ちたいとお考えになりボランティアをなさっている...といったところでしょうか。
議題は『若い会員をどのようにして増やしていくか』と言うテーマです。
若い人たちはお金は無いし興味のあることや情報が多すぎて、ボランティアに対して
の意識は低いようです。
私も自社に置き換えて、若いご愛用者も増えてほしいなぁと思っておりますし、所属
しております商業界や、中小企業同友会などでも若い会員を増やすことが大きな課題
になっています。
その日は様々な意見が出ましたが、やはりホームページの充実と言うことが大きな話
題になりました。
今どき辞書は要らないネットがあれば...と言う感じで、私のような年齢でも何か分か
らないことや調べたい事があれば、まずパソコンの前に座ります。
ましてや若い人たちを仲間に入れようとすればまず見やすく、楽しく入りやすいペー
ジ作りは大変重要な課題になります。
2時間ほどの会議でしたが、終了間際にある方から、「何でそんなに若い会員を増や
そうと思うのか」と言う意見が出ました。
若い人たちはだんだん少なくなってきている、反対に60才以上の人はどんどん増え
ている。団塊の世代が退職し時間が余っている人たちが沢山いる...そんな人たちに会
員になってもらう方が簡単ではないか...と言う意見でした。
なるほど!こういう発想もあるのかと感心しました。60~70代が多くいらっしゃ
る会であればお仲間を増やすのに、友達に呼びかければいいのですから一番やりやす
い方法ですね。年齢的に価値観の違う人たちに対して様々なことを説明するのは大変
ですが、時代を共有した人達だと話も早いし理解も得られやすいです。
ただ、クレコスに於きましてもお使いいただいている方が60歳前後が多く、社員も
60代では20年後30年後に会社は存続しません。
企業は30年が寿命と言う説もありますがそれでは困るわけで、今30代の社員に頑
張ってもらって50年、100年納税をし続ける会社にすることが何よりの社会貢献
だと思います。
クレコスの母から娘へと言うコンセプトはそういう意味もあるのです。
いのちは脈々と続きます。さまざまなボランティアをする会社であるという企業風土
も次世代へつなげて行きたいことの一つです。