COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

4月29日付で、日本国天皇陛下より勲章をいただきました。

 


勲章などは遠い世界の事で、全く関係ないと思っておりましたので、

 

打診がありました折もうそでしょ…と狐につままれたような感じでした。


青天の霹靂と申しますか、信じられない出来事で戸惑いながら

 

これはクレコスにかかわってくださっている皆様への

 

天からのご褒美だと思いありがたく頂戴してまいりました。


24年前に会社を設立し、ただひたすらいい化粧品を作りたい、

 

社会に役立つ会社になりたいと会社を挙げて励んでまいりました。

 

特に近年取り組んでおります、地方創生に絡んだ耕作放棄地に関する取り組み、

 

福祉に力を注いだ農福連携の取り組みなど、小さな会社でありながら

 

一歩先を行く政策を取り入れてきたことが経済産業省近畿経済産業局の

 

ご推薦をいただくことになったかと思われます。


また、女性の社長であったという事も女性登用が言われております時流に

 

合っていたのかもしれません。


日ごろクレコスをご愛用いただいているお客様、販売いただいている皆様、

 

原料をお作りいただいている農家の皆さま、製造をいただいている各社様、

 

そして一緒に頑張ってくれている社員等々クレコスにかかわる

 

すべての皆様に心から感謝し御礼を申し上げる次第です。

 


さて勲章には、色々と種類がありますが主に多くは

 

旭日章「国家または公共に対して勲積のある者」と

 

瑞宝章「国家または公共に対して積年の功労のある者」


に与えられると政令で定められています。

 

 

基本的に70歳以上が対象で、各省庁ごとに分かれて伝達式があり、

 

私は経済産業省の式に参列させていただきました。

 

経済産業省で158名の叙勲でうち中小企業庁関連が57名、

 

その中で女性は二人でございました。中小企業振興功労と言う部門です。

 

 

5月11日は前日に降った雨もからりと上がり、まさしく五月晴れの朝を迎えました。

 

伝達式のある東京タワーの真下にあるパークタワープリンスホテルでは、

 

早くからモーニングを着た男性と着付けを済ませた晴れ着の女性で

 

華やかな会場に高揚した雰囲気が満ち溢れています。

 

300人の正装の人たちが集う光景は圧巻です。

 

 

お式には、夫と共に出席、名前が一人づつ読み上げられたのち、

 

勲章と賞状を頂きました。

 

その後皇居へバス10台ほどで出かけ、天皇陛下に拝謁してまいりました。

 

皇居には夫婦でしか行けませんし、カメラも携帯も持ち込み禁止です。


皇居はやはり素晴らしい厳かな場所で身の引き締まる思いがいたしました。

 


本物の勲章は、クレコスの25周年の会を催します時に皆様に見ていただければ幸いです。

 

ここに謹んで叙勲のご報告をさせていただきます。ありがとうございました。