COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

新しい年が明けました。今年もよろしくお願い申し上げます。

 

今年は皆さまご周知の通り2014年であり、平成26年です。

皆さまは日頃どちらをお使いになりますか?

今年の初めに、そんな問題を提起された方がありました。

 

カレンダーに平成の年号が書いていないものが多くなっているとの事です。

そういえば...とカレンダーを確認しました。ほとんどが2014年です。

 

唐招提寺のカレンダーは、平成26年のみの表示でした。

いつからこういう事になってきたのでしょうか?

生年月日も西暦で書かれる人が若い人の間に増えてきているのではないでしょうか。

 

日本の元号は、時代を映し男性と女性の時代が入れ替わり現れる

という方がありました。

近年では、明治は戦争で大きく世の中が変わったので男性の時代,

大正は大正ロマンという言葉があらわすように女性の時代、

昭和はまた戦争の時代で男性の時代、

平成は女性が活躍する女性の時代と言えるのでしょうか。

 

その前に遡れば、大きく時代としてとらえて

江戸時代は文化が栄えた女性の時代、

安土桃山戦国時代は男、南北朝室町時代は女、

鎌倉時代は男、平安時代は女、奈良時代は男...という風に

男性優位の時代と女性優位の時代が繰り返されると...

なんとなくほぉ!っという感じです。

 

色々と事情があるのでしょうが、数字のみで表される西暦は

世界共通で合理的なのは理解できますが、少し味気ない気がするのは

私だけでしょうか。

 

さて今年は我が家はお花がいっぱいのお正月でした。

無題.png

昨年の、クレコス20周年でいただいた胡蝶蘭は幾鉢もきれいに咲いていますし、

床の間も玄関にも生け花をいただきました。

でも何と言っても出色は、玄関の外に入れた南天です。

なんてん縮小

南天は難を転ずると言ってお正月の縁起物だとか。

抱えきれないほどいただき私が作った壺に入れましたが、

それだけで華やかで明るいお正月になりました。

 

昨年の色々な難を良い方に転じて、今年は良いことがいっぱいあるように

頑張ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。