社員研修旅行で、新潟へ行ってきました。
新潟へ皆で行くのは始めてです。今回はクレコスとこれから一緒に仕事をしていく、
授産施設のあおぞらポコレーションさんを訪ねました。新潟五頭山の麓の森に囲まれた
素晴らしい環境のところに、新しい施設が出来ました。あおぞらソラシードと言います。
そこには20名ほどの利用者と数名の職員が一緒に様々な作業に取り組んでいらっしゃ
います。まず私たちは3班に分かれて、作業のお手伝いに取り掛かりました。越後杉
から、化粧品原料である杉ウオーターを抽出する班。ここは一番クレコスと関係の
ある所です。きれいな設備が整った作業室に水蒸気蒸留機が2台備えつけてあります。
ここで抽出のお手伝いです。
次はお掃除班。近所の宿泊施設のお掃除のお手伝いです。とても楽しく、笑いながら
お掃除が出来たそうです。
私はダイレクトメール班。10種類のダイレクトメールを揃えて、袋詰めをします。
ここはチェックが厳しくて、最後にTさんが10枚の目方を図るのですが数グラムでも
違うと間違ってます!とはねられます。点検しなおすとやはり重なっていて一枚多い...
ごめんなさい。皆でぐるぐる回って詰めていきます。3班とも、なんだかとても楽しく
お手伝いが出来ました。最後の反省会で、よくできましたという事であおぞらさんの
皆さんからご褒美の賞状をいただきました。
雰囲気も職員の方々も、利用者の方々もとても明るく暖かくいいところです。
その上ヤギのポコとシードがいます。この2頭がまたみんなの人気者。
本当にとても、和やかな、いい空気感のある素敵な施設です。
翌日は市内見学。まず県政記念館。新潟に来た時に通りがかって素敵な建物だなと思っ
ていたのですが、明治時代のままの姿を保存された素晴らしい建築物です。解説付きで
見学です。同じくそこから延びるカミフル商店街も解説付き。これからの新潟の中心に
しようと頑張っていらっしゃる組合の努力で、古い街並みに素敵なお店があちこちに
出てきて、不思議に落ち着いたおしゃれな商店街です。
そのあとはこれも解説付きで、『新潟土と水の芸術祭』の見学。古い倉庫の中に様々な
アーティストで制作物が展示され、アート空間が広がります。
何だかとても短い二日間でした。すべて解説付きで見学できたのも、あおぞらさんとの
お出会いから繋がってきた新潟のさまざまな方たちに感謝です。
明治生まれの教育者の森信三先生の言葉に、『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず
逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に』という言葉があります。
クレコスは今までさまざまな出会いをいただき、発展してきました。今回の新潟の方
たちとの出会いもこれからのクレコスの発展に欠かせないものだと感じました。
何より遊びではない研修旅行を社員みんなが楽しんでくれたことが一番良かったです。