COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2016年06月22日

 最近アルファベットで略した言葉が流行っています。

 

ダイゴさんのは楽しい略語ですが、

 

例えばビジネスの世界では、CS(顧客満足度)ES(従業員満足度)

 

とか言ったような言葉です。

 

 

 最近話題に上ってきましたCCRC(Continuing Care Retirement Community)

 

という略語があります。日本版CCRC構想有識者会議というのがあるようです。

 

先日もテレビで成功例を放送していました。

 

『シェア金沢』という施設です。

 

 

 

 

 

 

 

「サービス付き高齢者住宅」「障がい者施設」「児童養護施設」が一緒になった街を形成しています。

 

温泉もあり、ドッグランや農園、なんとアルパカの牧場まであるそうです。

 

趣味やお買いもの施設にエステ、私の大好きなBarもあります。

 

 

シェア金沢でのボランティア活動をするという条件で格安の学生向け住宅も用意されています。

 

生活が困難になってから入る老人ホームではなく元気なお年寄りが集まり、

 

障害のある人もない人もお年寄りも学生も子供たちも一緒に暮らせる理想の街です。

 

 

もともとアメリカで始まった入居者がすべてシニアでありなおかつ元気で充実した生活をしていること、

 

健康な食事、充実したアクティビティ、趣味仲間がいるコミュニティという

 

理想的な共同体をCCRCというのだそうです。

 

 

国内最大級のCCRC『スマートコミュニティ稲毛』は、

 

分譲マンションにクラブハウスがついていて食事やアクティビティ、

 

医療介護などコンシェルジュがいてお世話をしてくれるという施設で、

 

最初に纏まったお金が要りますが、後は月々8万ぐらいでお食事も用意してもらえます。

 

 

 

 日本のCCRCとは政府の地方創生の一環として、高齢者の都会から地方への移転を促進するもので、

 

元気なお年寄りに元気なうちに地方に移り住んで退職後の第二の人生を

 

楽しめるようにしようという事だそうです。

 

 

 

 クレコスの設立当時、ご一緒してくださっていた方は、なんか聞いたことがあるような…

 

という感じだと思います。私がクレコスを立ち上げて、最終何がしたいの?と聞かれたときに答えていた世界です。

 

『クレコスという化粧品を通じて知り合った、

 

価値観を共有できる人達が年を取ってから一緒に暮らせる村を作りたい。

 

元気な仲間が、それぞれにお部屋を持って、それぞれに特技を生かして、

 

野菜を作る人、クッキーを焼く人、お裁縫をする人がいてお食事はみんなで作ってみんなで食べる、

 

そして老人ホームへ皆でメイクボランティアに行くの!そんな生活ができたら…』

 

と言っていた夢が現実にある世の中になってきたなという感じがします。

 

奈良にも出来たらいの一番に入ります。

 

そういう世の中になってきたことがとてもうれしいです。

 

 

私って自分で言うのもなんですが先見の明?があるでしょ(笑)。