COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2010年06月01日

先日、携帯電話を買い換えました。

タッチパネルでピュッと動きます。インターネットも見られます。

横にスライドして、パソコンと同じキーボードが出てきて、入力できます。

 

 

Ipadと言う小さなパソコンも出てきて話題を呼んでますが、とにかく情報関連業

界は日進月歩のスピードが凄いです。

携帯は半年ごとに新しいモデルに更新され、だんだん複雑にわけがわからない怪物に

成長していきます。

 

 

はてさてどこまでついていけますことやら...

 

 

すでに新しい携帯で、わけがわからずに必要の無いところに電話がかかってしまった

ことが数度あります。

ごめんなさい・・・・。

まず、マニュアルが読みこなせません。トホホ...誰か教えてくれませんか?

 

 

携帯の通じない離れ小島へ行ってしまえばどんなに楽でしょう。と思いながら、ハン

ドバックにお財布は忘れても携帯だけは忘れられないという、依存生活をしています。

若い人のように、頻繁にかかってきて、常にメールをしているというわけではないの

ですが、なんだか忘れると不安になってしまうのは、現代病でしょうか。

 

 

今の世の中で、一番自分にとって無かったら絶対困る!!と言う必要な道具は何なの

でしょう?パソコン、携帯、テレビ、冷蔵庫、etc

 

 

究極に生きるために必要なものはどれでもないと思います。

私は若いとき変わっていたのでしょうか、結婚するなら無から何でも作りだせる人が

いいなと思っていました。

つまり極端な言い方をすると、離れ小島へ漂着しても、これは食べられる草、これは

毒草と見分けられ、魚を海にもぐって取り、工夫して火をおこし、食べさせてくれる

ような人。

 

 

実際結婚した人はまったく逆で、「冷蔵庫が無いキャンプなどにいけるか!!」とい

って地域の子ども会のキャンプにもついてこなかったのですが・・・

 

 

でも今となっては、私の理想の男性などはいないでしょうね、と思っていましたら

先日ついに出会いました!!

面白い青年です。伊川健一君といいます。奈良の大和高原で自然農をやっています。

奈良の北海道といわれる土地柄を生かして、大和茶の生産を主に農業を自然農でやっ

ています。今後クレコスと一緒にお仕事をしていくことになりました。

 

 

そしてクレコスも彼の畑の傍の"はじまりの里"に小さな畑を借りまして、京都の

美山で作っていたバラを移植しました。

美山もとてもいいところですが、自宅から遠いのが難点でなかなかいけなかったのです。

これからは大和高原の室生の里でぼちぼち健一君に教えてもらって農業をやっていきます。

 

 

土がわかり、水がわかり、植物がわかる頼もしい青年です。

そんな人の元には同じ様な若い人たちが集まります。

そしてその農園の近くに築300年の古民家をギャラリーにしている私の知り合いが

います。

 

 

そのギャラリーもこだわった作家さんの個展があったり、お茶が飲めたりするのです

が、その店主の女性と先日お会いしましたとき、二人で閉塞感が漂う日本だけれど、

あんな子達が増えてくるとまだまだ大丈夫と思えますね、と話をしました。

 

 

 

茶畑.jpg 

自然農で栽培される大和茶畑

 

でもやはり、彼も畑の中でも携帯で常に連絡を取り合っている若者の一人でした。

 

 

皆さんぜひホームページをご覧下さい。

健一自然農園

http://cyaen.fai-system.com/

 

はじまりの里

http://www.teiwa.jp/hajimarinosato/index.htm

 

ギャラリー夢雲(むうん)

http://www.39moon.com/

 

 

     夢雲1.jpg    夢雲2.jpg

     緑溢れるギャラリー&カフェ夢雲

 

広い敷地に大きな古民家。ゆったりとした時間を過ごせますよ!