以前、佐賀県唐津市にクレコスが運営する化粧品工場が建設中という事を
のほほんコラムを書かせていただきました。その工場の建屋が出来上がり
今内部の整備にかかっています。
元々、唐津市の関係の工場が建っていたところで、かなり広い敷地にきちんとした設備を整えた立派な工場が出来上がりました。
今、地方創生が行政の課題になっていますが、この工場が経済産業省の地域未来牽引企業に選ばれたことは以前にお知らせしました。そこで唐津の事業者として地域と積極的にかかわっていくことが求められます。
まず、地元の皆さんに親しんでいただける工場にしようと地元の方も巻き込んで皆でDIYをしましょうという取り組みが行われました。工務店さんの指導の下、廊下の壁の珪藻土塗や壁板の取り付けなど、ワイワイ子供たちまで参加しての取り組みです。奈良から、私も社員と一緒に行ってきました。
皆で壁に貼り付けているのは、岡山県西粟倉で切り出された国産の杉の間伐材の板です。まるでうろこの様…珪藻土や杉は湿度を一定に保つ働きもするとか…工場には人にやさしい素材を使いたいとの社長の思いです。
お手伝いは社員や地元の子供さん連れのお母さん、地元の企業の方々、そしてなぜか東京から来てくださった方たち。沢山の人々がトンカチトンカチと壁板を張り付けていきます。皆汗を流しながら楽しそう!ちびっ子たちの金づち使いの上手な事!
また会議室には隣の糸島市で伐採された間伐材が、設置されました。
自分たちが汗を流して作るのにかかわった工場は愛着もひとしおです。
11月16日に竣工式が行われ、ジャパンコスメティックセンターの「唐津をオーガニックコスメの集積地に…」という思いの元、様々な佐賀県の農産品の原料抽出や、それらを使った化粧品のOEM製造に取り組みます。
唐津は昔は唐との交流が行われた港…中国人の居留地で唐人の津と呼ばれたとか…。
今後は地理的条件も鑑み、目覚ましい発展を遂げつつある東南アジアへの輸出の拠点としての役割もはたして行くことでしょう。
日本のオーガニックコスメの集積地に近い将来になる日が来ると信じて頑張ってまいります。
是非皆さまも一度見学にお越しください。
いいところです。お魚がおいしい…特に呼子の烏賊が有名でとてもおいしいです。私はいつも食べ物につられて行っています。
関係各位へのお披露目の日に向けてもうひと頑張り仕上げの作業が続きます。