COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

 

      

 

春の兆しが感じられる東京で表彰式に参加させていただきました。

法政大学市ヶ谷キャンパスに、600名の方がお集まりになり第9回の大賞の表彰がありました。

 

 

 ご出席各社の顔合わせに続き、表彰式、講演会、懇親会と様々なプログラムがあり、ご列席の受賞された会社に刺激を受け、感動と感謝と共に深く思いを致す一日でした。

 今年は自薦他薦で100社のエントリーがあり、書類審査で38社が選ばれ、二次審査は聞き取り調査で2名の研究生(と言っても経営者や税理士さんのボランティアの方)が会社へ来られ、それを持ち寄って三次審査が行われて、20社が表彰されたという事です。100点満点の会社はなく、及第点は60点とか。日本に様々な顕彰制度があるが、一番厳しい審査基準だと思うと坂本先生はおっしゃっていました。

 大賞は「コープみやざき」その素晴らしい経営と社会貢献に大きな拍手が贈られました。会社の規模が大きくなればなるほど受賞基準を満たすのは大変だと思われます。

今日の表彰対象の20社の中でクレコスは一番小さな会社です。経営の事など何もわからず26年前に始めた会社ですが、ただただコツコツと身の丈に合った出来ることを一つずつ、やめずに続けてきたことをお褒めいただけたのだと感じております。

 クレコスの仕事を会長になったことをきっかけに一休み…のように感じていた私自身、これを機に改めて気持ちを奮い立たせ、まだまだやることがあるのだと思いました。

まず、もう少し大きな会社になる事!今まで会社の規模にはあまり関心がありませんでしたが、もっとご愛用者様が増えるとそれだけクレコスの商品に対するこだわりや、社会への取り組みをわかっていただける方が増える事であり、様々な事に使える利益も出てくるのです。

 

 坂本先生は「人を幸せにする経営」―。

「人」とは、1従業員とその家族、2外注先・仕入先、3顧客、4地域社会、5株主の5者を指すとおっしゃっています。

 今回このような賞を頂戴するに当たり、一番協力し努力してくれたのは社員であり、また新潟のあおぞらさんをはじめ青葉仁会、その他関係各位の皆さま、そしてご愛用者の皆さまのお蔭であると、あらためてこの条件の5項目を思い起こし、感謝の念に堪えません。

 坂本先生のご活躍は、日本だけにとどまらず東南アジアにも広まってきていると御著書の「日本でいちばん大切にしたい会社6」の中にも書かれておりました。本当にいい会社を目指す企業が、アジアに、世界に、広まれば素晴らしいと思います。

クレコスもさらにいい会社の条件の点数を積み上げられるように、一生懸命精進してまいりたいと思います。

関係各位の皆さまに感謝申し上げますと共に今後ともよろしくお付き合いくださいますようお願い申し上げます。