COLUMN of KEIKO KUREBE

暮部恵子のおしゃべりコラム

2018年03月20日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社のお玄関には、様々な表彰状が並んでいます。この度、佐賀県の地域未来牽引企業として選ばれました。

この認定は経済産業省が各都道府県の企業から選んだ2148社だそうです。地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する経済的波及効果を及ぼすことにより、地域の経済成長を力強く牽引する事業をさらに積極的に展開されること、または、今後取り組まれることが期待される方々です、という事です。

 

 

佐賀県唐津市で建設中のクレコスの化粧品工場がその対象です。

 

 

この賞状の数々は10数年の間に会社の地道にコツコツと取り組んできた様々なことが、世の中に大きく評価していただいたという証だと思います。ただ単に化粧品を作って売る会社にはしたくないという、社員一同の思いの結晶でもあります。

特に地域未来に貢献するという今後のクレコスの唐津の工場の取り組みは、一般社団法人ジャパンコスメティックセンターの唐津を日本のオーガニックコスメの集積地にするという大きな事業の仲間に入れていただき、地域の植物からの化粧品原料の抽出や製造の仕事をさせていただく予定です。

今順調に工場建設が進んでいます。地域の人々に愛されるような温かみのある工場つくりを目指しています。

アジアへの美しき港「佐賀」から、日本のみならず海外への展開も視野に入れ尚且つ、クレコスだけではなくすべてのオーガニックコスメ業界に貢献できる会社にならなければならないという強い思いが試されることになる認定です。

 

 

玄関に沢山並んでいる賞状の中で、私の特にお気に入りは新潟のあおぞらソラシードの利用者のみなさんからいただいた賞状です。かわいいでしょう。

皆で頑張って作ってくれた状況が目に浮かびます。

地域未来を担うという事は、障がいのある人もない人もお互いを認め合い、幸せに暮らせる社会を牽引していくことでもあると思っています。

どうぞ皆さまの応援を今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

2018年03月05日

2月は短くて寒くて、にっぱちと言って商人には嬉しくない月だとされています。その2月にネットで称賛されている話題が2つありました。日本の最近の文化?に対する警鐘でしょうか?

一つはバレンタインに関して。あるデパートでは2億の売り上げがあると取りざたされ、有名なパティシエのお店には行列ができ連日テレビでもにぎやかに報道されます。コンビニ、スーパーどこもかしこもチョコレートのオンパレード。そんな中、かの有名な“ゴディバ”が「日本は、義理チョコをやめよう」と新聞広告を出しました。もちろん本命はあってもいい、義理チョコはなくてもいい、無理しないで…バレンタインは純粋に気持ちを伝える日、社内の人間関係を調整する日ではないと。

 

もう一つはネットやテレビでも取り上げられた、『もうやめにしよう』というチラシが話題になった恵方巻きの話です。毎年大量の恵方巻きが廃棄されることを危惧した姫路のスーパーの広告です。

ヤマダストアーは本当のこだわりを持ったお店で私の知り合いの生産者さん
も沢山商品を出していらっしゃいます。この度の提案は、恵方巻きをやめましょうというのではなく、普通は昨年実績より以上に仕入れるのを、ヤマダストアーは昨年以上には仕入れないという宣言でした。食品ロス、資源ロスを減らそうという考えです。売り上げ至上主義、成長しなきゃ企業じゃないという事に、違和感を感じたそうです。

お客様の理解もあり、欠品が生じてもクレームにはならず、温かい言葉が寄せられたそうです。結果、8店舗中6店舗で完売、2店舗で若干の廃棄が出たとか。資源や人口が減っている中、資本主義経済の中で新しいやり方を模索する時期に入ったのではないかという提案でした。

 

ヤマダストアーからのお願いとして『全国の消費者の皆様へお願いがあります。是非地元の農家さんや近所の魚屋さん、お肉屋さん、パン屋さんなどの一番身近なお店を応援して下さい。真の意味で皆様に本当の豊かさを与えてくれるのは皆様の一番身近にいる人たちです。』というお知らせがホームページに出ています。

ちなみにヤマダストアーの社長さんは私の商業界のお友達です。

 

本当に両方とも考えなくてはいけない大切な提案です。

 

京都、竜安寺のつくばいを御存知ですか?

『吾唯足知』(われただたることをしる)という字が口を中心にして石に刻まれています。

 

本当の豊かさとは何か…『足るを知る』ことを考え、もっともっと…は慎まなければと思いつつ…

やはり当日は、恵方巻きを食べ、会社の男性と宅急便のお兄さんに“心のこもった義理チョコ”を買い、2月14日に催される100歳クラブの総会に出席する80歳から90歳の男性達にかわいいチョコを配りまくった私でした(笑)
反省!!

2018年01月24日

平成30年の年明け1月、公私ともに様々なものが変わりつつある年になりました。

昨年11月に25周年の式典をさせていただき、それに合わせて社長交代を致しました。私は86歳まで仕事をすると決めていますので、やめてしまうのではありませんが、代表取締役会長という立場になりました。

会長として、戌年の年女として迎えたお正月は、気分的にのんびりと楽しく新たな元気、勇気、ヤル気がわいてきたような思いです。

阪急百貨店のお正月のウインドウも華やかな明るさに溢れています。去年も同じウインドウを見たのですが見る方の目が落ち着いて…というか、ゆったりと…というか何か違う物を感じます。


     

 

 

この年になって、新たな何かを始めなければという思いに駆られています。会社を作ってからは好奇心のおもむくままに、仕事優先で走ってまいりましたが後30年(義母と同じく102歳まで生きるつもり)の人生設計が必要です。

否応なく衰えていく体は仕方がないですが、その衰えを何とか気力と努力でカバーしてさて何を始めましょうか?

 

    

 

娘時代はお茶お花、書道洋裁、お料理に英会話(何一つ役立っていません)結婚して子供の小さいころは実用的に洋裁、和裁、編み物、籐編み等、夢中でやりました。

図らずも仕事をしだしてからは、仕事一筋脇目も振らず?お友達に海外旅行に誘われてもお断りし、映画にも何十年も行ったことがない…たまに時間が合えば美術館か舞台を見に行く程度のお付き合い、講演会はよく行っていますが仕事がらみですし、国内旅行もほとんど仕事を兼ねてというありさまでした。

唯一の楽しみは小説を読むことぐらい…でも毎日が楽しく、今日は何があるかなと目覚めるのが楽しみな毎日です。

 

さて、今興味のあることはお謡い、三味線、編み物、日本画…さて私に何が向いているのでしょう。歌舞音曲の才能もなさそうですし、手先の器用さもあるとは言い難いです。

 

色々と考えても、やっぱり仕事と称して色々なところへ出かけ、たくさんの方々とおしゃべりするのが一番好きかもしれません。

安藤忠雄先生は『老化することは仕方がない。それを助けるのは知的能力と好奇心だ』とおっしゃっています。70数年の生き方はなかなか変えられませんが、様々な好奇心だけは失うことなく感性を磨くことを心がけ、新しい年を踏み出そうと考えています。

 

 

先日大阪のホテルで25周年と叙勲の記念パーティを開催させていただきました。日頃お世話様になっています皆さまが270名お集まりくださいました。今までのお付き合いに心からの感謝を申し上げ、これからのさらなるご支援をお願いいたしました。

 

 

 

これを機会に副社長と社長交代も発表させていただき、3つの行事を一度に済ませました。これからは代表取締役会長としてお仕事をさせていただきます。

 

 

振り返ってみますと会社を創業しましたのが46歳の時、今71歳になりました。長いようで短い25年でした。人生の中で一番凝縮された日々だったように思います。やることなすことすべて初めての経験で一日一日を目の前に起こることに一生懸命取り組んでまいりました。こののほほんコラムもまた私の歩いてきた道なのです。

 

                                     

ここまでの道のりはひとえにクレコスをお使いいただいているご愛用者の皆様の支えがあってこその道でございました。これからもより良い商品作りの姿勢はもちろんの事、世の中の役に立つ会社を目指すクオンプロジェクトを皆様と共に進めてまいりたいと思います。

今年は25年の中でも一番に充実した年でございました。人生最大のイベント叙勲も頂戴し、これ以上の名誉なことはありません。以前お知らせしました佐賀県の唐津工場もやっと工事が始まり新しいステップに踏み出した年でもありました。  

 

 

変化をする物のみが生き残ると言われている原則に伴い、新しい事へのチャレンジの始まりです。日本の農産物からの化粧品原料抽出、それらを使った国産オーガニックコスメの製造などの部分は、新しい社長がクレコスの歩みを着実に前へ進めていってくれるでしょう。

 

小規模事業者にとっての一番の悩みは後継者だと言われております。業績は悪くなくても後継者がいないために畳まれる会社もあるとか聞きますが、クレコスは立ち上げ当初から一緒に仕事をしてきました副社長が継いでくれることになりほっとしています。

 

 

この度の式典で師と仰ぐ西端春枝先生に御挨拶をいただきましたが、96歳というご年齢でお元気で現役で活躍されていますので、私も後15年は一線で働きそのあと10年はのんびりと働き先生と同じく96歳現役を目指すことにいたしました。

 

クレコスは一生の仕事、90歳になれば90歳のお客様と共に100歳になれば100歳のお客様と共に美しく生きることを目標に日々の暮らしを楽しんでまいりたいと思っています。これからも応援よろしくお願い申し上げます。

 

よくあちこちと頑張った9月でした。

群馬に東京、九州延岡にメイクボランティア、ヘナのお祭りと土日祭日関係なく動き回っていました。

東京は初めての銀座松屋でのイベント『銀座で見つけたオーガニックな暮らし展』への出展、なんせ物見高い性格ですので行ってみたくて71歳にしてデパートのお店のお手伝いです。

オーガニックコットンのお店や、ジョンムーアさんの原種の種のお店シーズオブライフ、オーガニックフラワーのお店と興味津々。

私は売るより買う方に力が入るという困った性格です。でもクレコスにも素敵な東京のお友達がたくさん来てくださったり、新しいお客さまにもクレコスを知っていただいて、いいイベントでした。24年真面目に頑張ってきたら、東京の一等地の老舗デパートのイベントにも呼んでいただけるようになったんだと嬉しかったですよ。

華やかな銀座のデパートとは打って変わって、珍しい集まりにも参加しました。

 

『指甲花祭』。生駒山の山麓公園の野外活動センターで行われました。指甲花って『ヘナ』の和名なんです。ヘナをもっと普及させましょうという、美容関係の方の主催でトークショーに参加してきました。

なぜヘナを取り扱っているのか、これからのヘナの必要性などについて、輸入会社の方と、琉球で国産のヘナを栽培していらっしゃる方とのトークでした。出演者も来場者も皆さま純粋な方ばかりで、化学変化を起こして髪を染める怖さや、地球を汚してしまう物への想いとか、会場の方からも質問が出たりして私がいいお勉強になりました。

ヒーリング系の音楽の演奏や、インドや東南アジアの物販にオーガニックなカレーやお弁当、美味しいパン、飲み物のお店など、なんとなく緩やかな時が流れているという感じの癒されるイベントでした。

どのようなイベントにも対応できるクレコスって素敵だと、自画自賛しています。