クレコス社内は、4月から大きく変わります。
3月の最終のお休みにまず社員総出で、机からパソコンから電話からすべてのレイア
ウト変更をいたしました。
新入社員も2名入ります。
ワンフロアーのこじんまりした会社ですが、お訪ねくださった方は皆さん「居心地の
いい、感じのいい会社ですね。」といっていただけるのがささやかな自慢です。
大きな棚も動かしましたので、社内の雰囲気がガラッと変わりました。
スッキリしたなという感じです。
皆さんの中にも、模様替えのお好きな方がいらっしゃるでしょうね。
私の友人でも思い立ったら夜中でも模様替えする人や、マンションに住んでいて、
訪ねていくたびにリビングの様子が変わっている人がいます。
特にマンション住まいの人がすっきりと暮すコツは物を買わないこと、一つ買ったら
一つ捨てることだそうです。
最近ライフオーガナイザーと言う資格があるのを知りました。整理収納に関するコン
サルティングをする仕事らしいです。
こんな仕事があるということは、どれだけ物があふれて始末に困っている人がいるか
ということですね。
その講座に行ってきたという友人は、インテリアコーディネーターをしているのですが、
彼女いわく、日本人は絵のかけ方が下手だとか。
どんなに高価な絵画でも一年中同じ壁にかけていては生活にリズム感も楽しさも
味わえない...と。
彼女は安上がりに自分で絵を作ってしまいます。
美術館に行ったときなどに買ったポストカードを組み合わせて額に入れたり、京都の
唐長(17世紀半ばから京唐紙を作っているお店)で和紙を買ってきて組み合わせて小
さな額を作ってみたり、実におしゃれなかわいい額を自分の感性で作ります。
唐長 お店のポチ袋ですが、版画で十二支
デザインが良いので、額を別注したそうです。
それって、やはり感受性の豊かな人でないと難しいんじゃない?と思われている方、
では春を感じたら、いっそのこと厚地のカーテンを取り外して、軽やかなレースのカ
ーテンだけにしてみませんか?それだけで気持ちが軽やかになります。
そこに何か明るい色の小さなお花の額かお花があれば、春ですねぇ。
夏になれば、ブルー系のグラスや藍染の布などがあれば窓辺に置いておくだけで、
涼しさを感じられるかも。
要するに、季節を感じる心とまめに動く体があれば生活をより楽しめるということですね。
そして周りの雰囲気を変えることで、また新しい気持ちで新しいことに取り組むエネ
ルギーが出てきます。
クレコスは4月から新しいエネルギーをいーっぱい取り込んで、前向きに大きく変化
していきます。
よろしく応援お願いします。
皆さんのお家には、この時期何かの雛かざりはされますでしょうか?
女の子のお祭りですが、"明かりをつけましょぼんぼりに..."という歌と共に
女の子でも男の子でも、小さい頃の思い出がありますね。
私の娘時代の我が家では、3月始めから、4月の春休みが終わるまでお雛様を
飾ってもらっていました。(すぐにしまわないと婚期が遅れるとか言いますが、
23歳で無事にお嫁に行きました)
母の言い訳は旧暦のひな祭りまで...と言うことで戦後の復興期に少しでも明るい
気持ちになるようにと考えてくれていたのかもしれません。
お雛様は、近所のおばさんに貰った戦争で焼けなかった立派な御殿飾りのお人形
でした。
小学校の頃、クラスの女の子も男の子もたくさん春休みにやってきて、母が皆に、
三角おにぎりに海苔と卵の薄焼きの着物を着せて、鶉卵で顔をのせてお昼ご飯作り
をして遊ばせてくれました。昭和30年ごろにしては、楽しいおしゃれなひな祭り
でした。
さて今の私の年上のお友達に、お雛様がだいだい大好きな方がいらっしゃいます。
奈良町の旧家のお宅を雰囲気はそのままにおしゃれに改装して、中二階の大きな梁
があるお部屋をお雛様部屋にし、数百の様々なお雛様を年中飾っていらっしゃいます。
古いものもあれば、手作りのものもあり、高名な一刀彫の作家のものもあれば、
おみやげ物屋さんで買われた物もあるといった、ご自分の好きなお人形だけ集められ
た素晴らしい空間です。かわいいお道具類の数々など一日見ていても飽きません。
お人形の好きな方に見に来ていただくのはうれしいけれど、怖いとおっしゃる方も
あるからと、決してご自分の趣味を見せびらかしたりなさらない方で大の仲良しです。
お伺いしたときは必ずお人形部屋へも入れていただきますが、そこで今まで見たこと
の無い、新しいものを探し出すのがまた楽しみです。
先日お伺いしたときは、ミニチュアのかわいい茶の間が増えていました。
それを見つけたときの喜びと、手に入れるまでのどきどきする気分を話されるお友達
は、もうすぐ八十歳には見えないかわいい少女のお顔になられます。
そのお雛様の一部を去年からお借りして新潟店舗の飾り付けにさせていただいています。
大切なものですが、どれでも持っていってとおっしゃって、今年は手に入れられた
ばかりのかわいいパッチワークのお雛様のタペストリーまでお借しくださいました。
入ってすぐ左
アップです。
お人形達に『私はいけないから、新潟へ旅行しておいで』と送り出してくださり、
おかげさまでクレコスハウスは様々なお雛様が飾られ楽しいお店になっています。
大阪の事務所も入口に草木染のタペストリー、応接間に奈良の一刀彫のお雛様を
飾って季節を楽しんでいます。
この素晴らしい四季のある日本に生まれて、時々の季節を楽しむ潤いを忘れずに、
生活できればと思います。
今年は久しぶりに、お雛様好きのお友達宅のお茶室でのお茶会と、ちらし寿司と
はまぐりなどの雛料理でもいただけたら楽しいでしょうね。
ただし飲兵衛の私としましては、お酒は甘酒ではなく、純米大吟醸がいいですね。(笑)
最近読んでいる新聞があります。
毎日配達される新聞ではありません。月に4回発行される新聞で【みやざき中央新聞】
といいます。
宮崎県から送られてきます。発行部数3,000部足らずの小さな新聞社です。
キャッチフレーズは"こころのビタミン剤"。
様々な分野の《微妙に》いい話が書かれています。難しいんですよね。
この微妙なところが...
数年前、大阪にも似たような新聞で【いい話の新聞】というのがありました。
細見さんという方が「普通の新聞は殺人や汚職など暗い話ばかりが載るので、世の中
を明るくする話、いい話ばかりが載っている新聞を作りたいのです...」と、大きな希
望に燃えて編集されていました。
様々な編集の苦労、金銭面での苦労があったように人伝えに聞いていました。
残念ながら体調を壊されて廃刊になってしまったそうです。
《微妙に》の話に戻りますが、いい話とか、ためになる話と言うのは、人それぞれに
捉え方が違って、大変難しいだろうなと感じます。
その点、普通の新聞はわかりやすい記事が載ります。殺人や汚職などは誰が考えても
悪いことです。今の世の中、いい話を見つけるのも大変です。
けれど、みやざき中央新聞は実に微妙にバランスよく、いい情報を集めて作っていら
っしゃるなぁと思います。新聞編集などわからない私がいうのも変ですし、あくまで
も読者としての意見ですが・・。
様々な方の講演録を掲載されているのですが、たまたま私がよく存じ上げている方々
が取り上げられていました。
私が所属しております商業界近畿女性ゼミの講演にお呼びする金 美齢先生、以前から
お知り合いの田中真澄先生、中小企業同友会で同じ支部の㈱アオキの社長(小型人工
衛星「まいど一号」の開発に携われた)、日本熊森協会の会長、森山まり子さんの講
演も掲載されるそうです。
このようにシンクロニシティ満載です。
ご紹介を受けて、ごく最近から読ませていただいているのに、もう何年も読者でいる
ような気分です。
私にこの新聞をご紹介くださった方のいいもの、いい話の基準が私と一緒なのですね。
その方にご紹介をされた方もそうだったのでしょう。ということは新聞発刊のつなが
りの最初から同じような価値判断の基準をもった方が読者なのでしょうね。
いいつながりの連鎖反応がもっと長く続くと世の中変わっていくのではと思います。
ちなみに私のクレコスの仕事を続けていく最終目的は"価値観を共有できる人たちと
元気で楽しい老後を送ること"です。
先日、娘夫婦の家で、テニス仲間の忘年会がありました。
シャンパンを持って途中参加をしました。様々な方が集まったテニス倶楽部の方たち
8人なのですが、中にSさんというかわいい32歳のお嬢さんと、Y君と言う30代の
心優しい男性(テニス仲間の中学生の娘さんの宿題を見てあげるような)がいます。
そのお二人の結婚が決まったとのこと。
皆で、シャンパンで乾杯をしました。
なぜ私が呼ばれたかというと、なんとそのお二人に結婚の決心をさせたキューピット
が私なのだそうなのです。
そういえば、以前に彼らが集まって数人とおしゃべりしていたときにもワインを持っ
て仲間に入りました。
その時、なんとなく長く付き合っていた二人に、何でまだ結婚しないの?早くしなさ
い...とおばさんの世話焼きで、色々けしかけたようで、それで決心したんだとの事。
大変感謝されました。
年配者に特有の、いまどきの若い者は...という言い方をすれば、なんとなく付き合っ
ていて楽しい、不自由しない生活がそこにあり別に結婚しなくても...という状態の子
が多すぎるのですね。
食べるものもコンビニに行けばすぐに手に入り、洗濯は機械がしてくれ、誰にも早く
何々しなさい...と言われない生活。
私達の時代であれば、30過ぎて結婚していなければおかしいのでは??等といわれ
たものですが、今は独身の30代が回りにたくさんいる時代になりました。
結婚とは、人間の種の保存本能から言えば当たり前の話なのですが、30数年別々に
暮らした人が一緒に暮らし始めるのですから、その結果様々なわずらわしいことも
ついてくるものです。(私の時などは、義父義母まだその上に義母の母まで一緒とい
う、今の若い人たちには考えられない結婚でした。)
でもそこで忍耐ということも覚え、様々な生活の知恵も覚えていくものなのです。
SさんとY君であれば、きっといい夫婦になるだろうと思います。
新しい年を迎えるにあたり、嬉しくなる話です。
21世紀も10年を迎え、本当に日本は世界はどうなっていくのだろうと、不安に
なる要素が一杯の時代ですが、だからこそ人間は一緒になり、より智恵を出し合える
ようにならなければいけないと思うのです。
一人より二人のほうが、楽しいことも一杯あります。
昔から収入が少ないから結婚できないという人に"ひとりでは食べられなくても二人
なら食べられる"とよく言ったものです。
二人になれば二人分いるのに...と思うのですがそれが違うのですね。
二人になれば、智恵を出し合い分け合って暮らしていけるということです。
デフレという現象は悪いことばかりでは無いように思います。家にいる機会がふえ、
智恵を働かせて暮らす術を考えることによって、本来の人間らしい生活が取り戻せた
ら...
"もっともっと"の生活ではなく、"もったいない"の生活が出来る2010年にな
りますように。
そして、結婚をする若い人達が増え子供がたくさん増えますように。
希望に満ちた新しい年をお迎えください。
今日、ポメラというメモ帳代わりのかわいい器械を買いました。それでこの文章を
作っています。まだ使いこなせていませんが、多分これは使える機器だと思います。
私は興味のないものは全然使う気がしません。
たとえばビデオ。そこまでして見たいテレビ番組がないのです。でもってビデオを
とる機能が未だかつてわかりません。
私専用ポメラです♪
必要が発明の母と言いますが、人間ってまさしく必要のないものには興味を示さない
ものですね。63歳にして、この器械は面白そうと思い買ってしまいました。
たとえば新幹線の中などで車窓を眺めていて、のほほんの文章が浮かんだときなど
便利だと思うのです。まあ、別の言い方をすれば、記憶力が薄れてきているとも
いえるのでしょうが...
さて、もう12月。
年々歳月が早く感じられるのは皆さんご同様でしょうが、自分が使える時間が少なく
なってくると特にそのように感じられるものだと思います。
あそこにも行きたい、あれも食べたい、あの人にも会いたい、様々な欲望の中で、
何かし残したことがないか自分に問いかける日々に入ってきているような気がします。
仕事の上では、まだまだご愛用者の皆様を増やして、様々な社会的活動をすることに
よって、日本の自然、文化、環境を維持するために少しでもお役に立つという大儀が
あります。
そのために、どのような商品を作って、皆さんに喜んでいただくのかというところま
で落とし込むことが商品製造においては必要なことなのです。
今求められている商品はどのようなものなのでしょう?
クレコス化粧品の中で、現在有り難いほどにめざましく売れている商品に、
「トリートメントマスカラC」があります。
天然成分なのに、持ちがよくきれいにつき使用感が抜群に良いとのお声を多くいただ
いています。うれしいですね。特に若い方たちが好んで使ってくれています。
安全なマスカラを使いたいと言う、自然志向の若い方たちが増えるのはとてもうれし
いことです。このような若者達をたくさん増やさないといけません。
でも今、世の中の若者達はどこか満たされていないのではと感じていらっしゃる方も
多いのではないでしょうか。
そんな若者をとりまく社会をよくするには、難しい理屈はいらない、自然の中で生活
してみることなのではないかと感じています。
そのことを、クレコス化粧品を通して見直してもらうきっかけになればいいなと。
クレコスではご愛用者の皆さんと一緒に自然の中で色々な体験をすることのできる
プログラムがあります。
のほほんやスタッフブログでも度々ご報告をしていますが、「クレコスいのちの森倶
楽部」です。
大阪ベイエリアでの植樹会
京都芦生の森トレッキング 夏のアースディ(電気のない一日)
先日は大阪の南港に植樹にいくというプログラムがありました。
詳しくはスタッフブログで紹介されますが、お孫さんを連れて参加された方があります。
木を植え森を作るという貴重な体験をおばあちゃんがお孫さんに残されました。まさ
しくクレコスの目指すところです。
どんなことでもいい、ちょっとしたことでも次の世代に自然体験を残すという大切な
事柄を教えていくことだと思うのです。
文明は発達し携帯電話をはじめ、ポメラや、Ipodのように私のような年齢の者にも
使えるすばらしい機能を持った器械がどんどん発明されています。
でもその一方で絶対に忘れてはならないことがあります。
人間は動物の一種で、自然の一部だということ。
その両方のバランスをうまくとりながら生活をしていくことが、とても大切なことに
思えてなりません。
21世紀に入って10年が経とうとしているのに、地球上で戦争は絶え間なく起こり、
生まれてから笑顔と心休まる日々を知らない子供達がいると思うと、たまらない気持
ちになります。だからといって日本の子供達が本当に幸せな生活をおくっているかと
言うと、それも疑問符がつきます。
何とか来る年は日本の将来を担う子供達にとって、希望にあふれた年になる事を願っ
てやみません。
ポメラで作ったのほほんでした。
今年も一年読んでくださってありがとうございました。