暑いですね!!!
日本は亜熱帯の国になってきたのでは...と思っていたのですが、まさしくその状態
で、ストッキングやボディスーツを脱ぎ捨てて、ムームーでも着て歩きたいくらい
です。
しっかり冷たさをキープする水筒に氷と水を入れ、バックの中でカランカランと音
だけでも涼しげに持ち歩いています。
さて水と言えば、色々大変なことになっていますね。
先日『クレコスいのちの森倶楽部』で始めての総会を開き、【NPO法人 奥山保全
トラスト】理事の岡真理子先生にお越しいただきご講演会をしていただきました。
日本は森林国で、飛行機で新潟へ飛ぶときなどでも、こんなに山また山なのに...と思
うのですが、本当の自然そのままの手つかずの原生林はほとんど残されていないのが
現状のようです。
最近その奥山を外資が買いに来ているとか...そんな話があちこちで聞かれるようにな
りました。考えてみるととても怖い話です。
気がつけば日本の水源の森である奥山は外国の持ち物になっていて私たちは水を自由
に飲めない時代が来るかもしれません。そんな恐ろしい事態にならないように、私た
ちはもっと日本の自然に興味を持ち、今何をしないといけないか、真剣に考えないと
いけないときが来ています。
そこでいま奥山保全トラストでは、三重県大台町の408ha、1,234,200坪の山をトラ
スト地として買い取る運動をされています。
ここは、夏になると草原に自然に水が湧き出し、いずみが出来、モリアオガエルが産
卵をし、夏が終わるころにはまた草原に戻るという神秘的で貴重な自然が残されてい
るところです。
ここをトラストして、自然のままで残そうという運動なのです。
ここに『クレコスいのちの森倶楽部』として寄付をさせていただいています。
皆様も直接、あるいは当森倶楽部にお入りいただいて、間接にでもご寄付をお願いし
たいと思います。
また別の意味で水がビジネスになっている場面が話題になっています。
先日大阪府知事の橋下徹さん主催の大阪を『都』にすることを考える会に行って来ま
した。1300人ほどの人がお集まりで、東京都の副知事の猪瀬直樹さんとディスカ
ッションをなさっていましたが、東京も大阪も水道水をペットボトルに入れて売って
いるのです。
東京はマレーシアを始め東南アジアに水の売込みをかけるのだそうです。
なぜならば日本の浄水技術は世界のトップを走っているようで、それが日本を救うビ
ジネスになるそうです。
水という"いのち"にとってなくてはならない大切なものが、枯渇の危機にさらされ、
売り買いされる現状をどう考えればいいのでしょうか?
人口が増え、数十年後には二人に一人が、渇きを癒せなくなると言われている現状も
あります。
水が地面に保水されるために、木を植えることもとても大事なことになってくるので
す。地球が危ないといわれて久しいですが、作家の開高健さんが色紙を求められたと
きに良く書かれたという有名な言葉があります。
『明日地球が滅びるとしても、今日あなたはりんごの木を植える』
日本という水資源が豊にある国に生まれた幸せを感謝すると共に、どう大切に使って
いくかをすべての国民が真剣に考えるときだと思います。
と、えらそうなことを言っていますが、私もミーハーですね・・(汗)
府知事の会の懇親会で回ってこられた知事を捕まえて写真を撮ってもらって握手をし
てきました。(左 私)
8月といえば関西ではお盆の月です。
お仏壇のあるご家庭でしたら身近にある行事なのでしょうが、若い人たちは一般的に
休みがあって遊びにいける日にちぐらいの認識しかないでしょうね。
特に15日は終戦記念日。戦争が終わった日といっても私でも戦後の生まれですか
ら、特に何を覚えているということはありません。
ただ私は母の36歳(当時にしては超高齢出産)のときの子でしたので、明治生まれ
の母に色々教わりました。
当時はもちろんテレビはなくラジオの時代。歌を歌うにもカラオケはなくナマオケ?
他に楽しみはないですし、よく歌を歌ってくれました。
小さいときに聴いた歌は覚えているものですね。すらすらと出てくるのです。
面白がって軍歌なども歌えますよというと、80代ぐらいの方からは珍しがられます。
先日、娘のお友達と話をしていましたときに、歴史好きの40歳ぐらいの男性と歴史談
義になりまして、ワインが入っていたこともあり、『桜井の別れ』と言う歌を歌いま
した。"青葉茂れる桜井の、里のわたりの夕まぐれ..."と言う楠正成がわが子の正行
(まさつら)を呼び寄せて、自分は戦に行くけれどもお前はここから帰りなさいと、
懇々と諭した歌です。
歌いだすと2番も3番も出てきて自分ながら感心してしまいました。
三つ子の魂100までとはよく言ったものですね。
その後、得意になって"一の谷の戦破れ打たれし平家の公達あわれ..."というだんだ
ん歴史を遡るような歌まで思い出し...はっと我に返ると、なんと年を重ねたことか...
と感慨にふけってしまいました。
昔はそんな歌を知っているとお若いのに凄いですね!!と年配の方にはお褒めをいた
だいていたことが、今は歳相応のことになってきている事に気づいたのです。
ほんとにねぇ、困ったことです。
同じ年齢の友人で30代の歌手の歌をたくさん知っている人がいます。私の叔母も80
歳をこえていますが、わりと良く若い歌手や俳優さんを知っているのです。
私なんか、テレビを見ていても誰でもおんなじに見えてしまって困ってしまいます。
孫がいないということにも一因はあるのでしょうが、それは言い訳で本当はもっと
興味の対象を上下左右広く持たないといけないと言うことでしょうね。
でも古いことを覚えておくのも大切なことです。
では今年のお盆にはお墓の前で母に『桜井の別れ』でも歌ってやりましょうか。
お若い皆さんもお盆には海や山に行くだけではなしに、お墓参りにも行ってご先祖様
にお歌の一つも歌ってあげてください。
今回は抹香くさい話になって失礼しました。
ワールドカップ、日本は終わりましたね。
本当によく戦ってくれました。
久しぶりに、オリンピックより日本中が盛り上がった、いい試合でしたね。
ヒーローは、本田選手でしょうか、あるいは駒野選手でしょうか?
日本人的に言うと駒野選手なのでしょうね。
ワールドカップの日本の歴史に残る選手として二人とも、記憶に残っていくことでしょう。
にわかサッカーファンも多かったように思いますが、お友達の中にも夜中に夫に起こ
されて、ユニホーム着せられて応援したというような人もいましたよ。
我が家も、隠れファンがいることが判明しました。
96歳になるおばあちゃんです。『サッカー、みなあかん!』と張り切っているの
で、『お母さん、サッカーわかるんですか?』と聞きました。
以下大阪弁のおばあちゃんの声...
『そら、わかるがな。達夫(孫、私の息子)が小学校のときにサッカーやってて、
試合の応援(26年前)にいったがな。同点でボール蹴って決めるように(PK戦)
なって、達夫がゴールキーパーで点入れられてな。
そしたら監督の先生が「お前が止められへんかったから、負けた。罰としてユニホー
ム脱いで運動場3週走れ!!」いわはってん。
冬の寒いときにかわいそうになぁ。そしたら、チームの仲間が達夫だけに走らしたら
かわいそうや、言うて皆で走ってくれてなぁ』と凄い記憶力を発揮!!
『そういえばそんなことありましたねぇ』と私。
みんなの思いやりが忍ばれるウルルンくる話ですね。やはり悲劇のヒーローは思い出
に残るものなのですね。もっとも本人の記憶に残っているかは定かではありません。
さて、サッカーの6月は終わり、7月は何の月?選挙の月といえるのでしょうか...。
ワールドカップの経済効果が云々されていますが、ほんとうに冷え込んでいる経済が
何とかならないと経営者の端くれといたしましては、いささかしんどいものがあります。
物を買わない、という風潮が蔓延してしまっていますものね。
選挙は私たちが意思表示できる大切な機会ですので、よく考えて参加するようにした
いものですね。
96歳になる義母の関心も選挙へ向いていくのでしょうか...。
いずれにしても義母の世の中のことに興味を持つことにかけては、いささか凄いもの
があります。皆、元気で長生きをしたいとおっしゃいますが、その秘訣は、常に好奇
心を持ち続けることだと思います。
先日、携帯電話を買い換えました。
タッチパネルでピュッと動きます。インターネットも見られます。
横にスライドして、パソコンと同じキーボードが出てきて、入力できます。
Ipadと言う小さなパソコンも出てきて話題を呼んでますが、とにかく情報関連業
界は日進月歩のスピードが凄いです。
携帯は半年ごとに新しいモデルに更新され、だんだん複雑にわけがわからない怪物に
成長していきます。
はてさてどこまでついていけますことやら...
すでに新しい携帯で、わけがわからずに必要の無いところに電話がかかってしまった
ことが数度あります。
ごめんなさい・・・・。
まず、マニュアルが読みこなせません。トホホ...誰か教えてくれませんか?
携帯の通じない離れ小島へ行ってしまえばどんなに楽でしょう。と思いながら、ハン
ドバックにお財布は忘れても携帯だけは忘れられないという、依存生活をしています。
若い人のように、頻繁にかかってきて、常にメールをしているというわけではないの
ですが、なんだか忘れると不安になってしまうのは、現代病でしょうか。
今の世の中で、一番自分にとって無かったら絶対困る!!と言う必要な道具は何なの
でしょう?パソコン、携帯、テレビ、冷蔵庫、etc
究極に生きるために必要なものはどれでもないと思います。
私は若いとき変わっていたのでしょうか、結婚するなら無から何でも作りだせる人が
いいなと思っていました。
つまり極端な言い方をすると、離れ小島へ漂着しても、これは食べられる草、これは
毒草と見分けられ、魚を海にもぐって取り、工夫して火をおこし、食べさせてくれる
ような人。
実際結婚した人はまったく逆で、「冷蔵庫が無いキャンプなどにいけるか!!」とい
って地域の子ども会のキャンプにもついてこなかったのですが・・・
でも今となっては、私の理想の男性などはいないでしょうね、と思っていましたら
先日ついに出会いました!!
面白い青年です。伊川健一君といいます。奈良の大和高原で自然農をやっています。
奈良の北海道といわれる土地柄を生かして、大和茶の生産を主に農業を自然農でやっ
ています。今後クレコスと一緒にお仕事をしていくことになりました。
そしてクレコスも彼の畑の傍の"はじまりの里"に小さな畑を借りまして、京都の
美山で作っていたバラを移植しました。
美山もとてもいいところですが、自宅から遠いのが難点でなかなかいけなかったのです。
これからは大和高原の室生の里でぼちぼち健一君に教えてもらって農業をやっていきます。
土がわかり、水がわかり、植物がわかる頼もしい青年です。
そんな人の元には同じ様な若い人たちが集まります。
そしてその農園の近くに築300年の古民家をギャラリーにしている私の知り合いが
います。
そのギャラリーもこだわった作家さんの個展があったり、お茶が飲めたりするのです
が、その店主の女性と先日お会いしましたとき、二人で閉塞感が漂う日本だけれど、
あんな子達が増えてくるとまだまだ大丈夫と思えますね、と話をしました。
自然農で栽培される大和茶畑
でもやはり、彼も畑の中でも携帯で常に連絡を取り合っている若者の一人でした。
皆さんぜひホームページをご覧下さい。
健一自然農園
はじまりの里
http://www.teiwa.jp/hajimarinosato/index.htm
ギャラリー夢雲(むうん)
緑溢れるギャラリー&カフェ夢雲
広い敷地に大きな古民家。ゆったりとした時間を過ごせますよ!
さわやかな季節になってきました。
今年は気候変動が激しく、スカッと晴れる日に出会うと幸せな気分になりますね。
さて皆さん、"さわやか"で思い出される色は何色ですか?
白?レモン色?
私は綺麗なブルーです。クレコスのシンボルカラーは、ブルーとグリーンと土色。
土色は、ミミズがすんでいる土の色です。
この3色を使いまして、始めてクレコスに出会われる方へのメッセージを伝える
素敵なキットが出来ました。
無料の3点サンプルが入っています。外側は綺麗なブルー、箱を開けるとそこは
植物を育てる土の色。その片隅にヘチマの芽がちょこんと出ています。
クレコスのコーポレートアイデンティティを伝えるブックは、土の色。
パタパタと両面読んでいただき、大きく広げていただくとそこには今まさしく滴り
落ちるヘチマの一滴の写真!!感動ものです。
サンプルをお申し込みいただいた方に、何とかクレコスをより深くわかっていただけ
たらと考え、このキットが出来ました。
もし、このコラムをお読みいただいて初めての方はサンプルを請求してみてください。
もうクレコスをお使いいただいている方は、ブックを欲しいとお申し込みください。
お読みいただきお気に入ってもらえたら、ぜひまだクレコスをご存じない方にお教え
いただけるととってもうれしいです。
何にでも言えることですが、第一印象ってとても大事ですね。
人間は初めての方に出会うとき、「はじめまして...」と言うわずか6秒の間にどれ
だけ好感を持ってもらえるかが勝負だそうです。
お店でも新しいところへ入ってみるのって、わくわく期待しながら行きますよね。
そこでどんないいもの、おいしいものに出会うかも大切ですが、店員さんの接客次第
で二度と行かないお店ってありませんか?
会社の近くにも小さな飲食店がいっぱいあります。
基本的にご夫婦二人でやっていらっしゃる手作りのお店がおいしくて私は好きなので
すが、たまに新しいお店に挑戦してみることがあります。
まず入ったときの挨拶から出て行くときのお勘定までで、気持ちよく過ごせるかどうか...
私がこりゃダメだと思ったら、まず社員を連れて行きませんし、お友達にもあのお店
は、もひとつよ...と言いふらして?しまいます。
やはりそういうお店は撤退が早いですね。私が言いふらしたからじゃないですよ。
私だけではなく一人のお客様の後ろには、何人もの潜在顧客がいるという事です。
そう思うと本当に第一印象って大事ですよね。
クレコスを始めて手にとっていただけるお客様に、クレコスを気に入っていただけ
ますように。
クレコスの思いがきちんと届きますようにと祈りながら新しいキットを出荷していき
ます。
中を開くと・・・